脇差 於肥州唐津高田河内守源本行 (松葉本行) (業物)
宝永三年二月日
wakizashi [hishu karatsu takada ni-oite kawachi-no-kami minamoto motoyuki HOEI 3]
(matsuba motoyuki) (Wazamono)
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日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon |
品番:2410-2030 |
黒塗鞘脇差拵入り |
刃長 Blade length(HA-CHOU) | 41.6cm (一尺三寸八分強) |
反り Curvature(SORI) | 1.2cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) | 3.43cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane | 0.72cm |
鎬重 | 0.74cm |
先幅 | 2.50cm |
先重 | 0.50cm |
茎 | 生ぶ | 国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) | 肥前国:江戸時代中期 宝永三年 (1706) hizen : The middle of Edo era. HOEI 3 (1706) |
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登録 |
佐賀 第10231号 昭和39年12月17日 |
鑑定書 |
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 令和六年二月二十一日 |
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【コメント】
松葉本行は豊後国高田の出身で、豊後国行平の末裔と称す。
初銘を「行春」、のちに「行平」と改め、さらに「本行」と改名する」。
延宝年間(1673~1681)に、当時砂鉄の産地であった肥前国唐津へ作刀の拠点を移し唐津藩に仕え、河内大掾を受領した。
元禄頃、江戸に出て居住し本阿弥家より技量を認められて、本阿弥家の「本」の字を授かると、本行と改名。
その頃に相州綱廣の門下となり、鍛刀法を改修し、再度唐津に帰郷する。
「本」の字を崩して松葉のように銘を切ったことから、「松葉本行」の異名で呼ばれている。
老後は豊後太郎と称した。
刀剣の業物一覧
※ご参照下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/刀剣の業物一覧 List of Wazamono.
※Please refer.
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Wazamono
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販売価格 (price) 550,000(JPY) |
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