日本刀 刀剣 販売 備前長船住横山祐包作

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刀 備前長船住横山祐包作(新々刀上作)
   安政二二年二月日
katana [bizen osafune_ju yokoyama sukekane] (sinsintou jou-saku)

日刀保 保存刀剣 NBTHK Hozon
品番:1510-1015
黒石目塗鞘打刀拵付き 白鞘入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
67.2cm(二尺二寸一分強)
反り Curvature(SORI)
2.1cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.17cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.63cm
鎬重
0.72cm
先幅
2.11cm
先重
0.43cm
生ぶ
彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
備前国長船 (bizen osafune)・江戸時代後期 The Edo era latter period. 安政四年 ANSEI 4(1857)
登録
岡山 第554号 昭和30年7月14日
鑑定書
財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成十六年八月九日

【コメント】
横山祐包は、俊吉、俊左衛門と称し、七兵衛尉祐定家の横山鹿之助祐盛の養子となる。
祐定の十三代目で「友成五十八代孫」と切る物もある。
作風は、他の横山一門の鍛冶と同様に備前伝に終始する。
弟子に、二代祐包、宮本包則などがいる。
本作は祐包の高度な技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全で破綻の無い横山祐包を代表する優作です。

※初代祐包は「友成五十八代孫」、初代横山加賀介祐永は「友成五十六代孫」、二代横山加賀介祐永は「友成五十七代孫」、と茎にそれぞれ切ることがある。
  このことは備前鍛冶の祖である古備前友成の遺業を継いでいることへの自称に過ぎないといわれている。

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