日本刀 刀剣 販売

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槍 三代目宮口一貫斉寿廣作 (宮口靖廣) (靖国刀匠)
yari [miyaguchi ikkansai toshihiro](miyaguchi yasuhiro)(yasukuni_toshou)

品番:1210-4022
拵入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
11.6cm(三寸八分強)
茎長 Nakago length
22.7cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
1.91cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.74cm
拵え全長 Full length of the koshirae
45cm
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
東京 小石川(tokyo)・現代(Modern product)
登録
新潟 平成24年1月20日
鑑定書
【コメント】
宮口一貫斉寿廣の本名は「宮口繁」、明治三十年 東京小石川林町に「米沢正寿」の子として生まれ、父と共に宮口家の養子となる、父没後「笠間一貫斎繁継」の門人となり、初銘「寿廣」、大正五年八月より「一貫斎」を号す。
昭和八年、「靖国刀」と称される草創期の靖国神社内日本刀鍛錬所の主任刀匠となり、荒木貞夫陸軍大臣より刀匠銘「靖廣」を授名。
昭和十一年十二月大倉鍛錬所に主任刀匠として移籍する。
両所を通じて多くの刀工を指導し、草創期の靖国刀匠を代表する名工で、昭和三十一年三月二十一日六十歳にて没する。
銘は「寿廣」、「靖廣」、弟子打ちの洋鉄刀は「國護」、と三種の銘を区別して使い分けた。
本作は宮口一貫斉寿廣の大変珍しい槍の作品です。

※「靖国刀」(yasukuni_tou)
昭和8年7月、東京九段・靖国神社境内に、陸海軍将校 同相当官の軍刀整備 を目的として、財団法人日本刀鍛錬会 が組織される。
ここで製作された刀を 靖国刀 と呼び、従事した刀匠を 靖国刀匠 と言う。
大東亜戦争終結までの12年間に、8100振りの刀を鍛える。
創設には後に主事となった海軍大佐:倉田七郎らが尽力し、草創期の主任刀匠として  宮口靖廣、梶山靖徳、池田靖光などがいる。鍛錬会では、主として通常の軍刀の制作  や陸海軍大学校の成績優秀な卒業生に贈られた御下賜刀(所謂恩賜の軍刀)などの制作を行った。
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