日本刀 刀剣 販売

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槍 肥前国忠吉(初代)(新刀 最上作)(業物)
yari [hizen koku tadayoshi] (1 generations) (sintou sai jou-saku) (wazamono)

日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon
品番:1210-4000
拵入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
17.5cm(五寸七分)
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
1.85cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.87cm
生ぶ
茎長 Nakago length 29.3cm
拵え全長 Full length of the koshirae 54.5cm
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
肥前国(hizen)・安土 桃山時代~江戸時代前期 The Azuchi momoyama era-The Edo era first half year. 慶長頃 1596年頃
登録
新潟 平成3年11月29日
鑑定書
財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 平成二十三年八月十七日
【コメント】
初代忠吉は元亀三年(1572年)、高木瀬村長瀬(現佐賀県佐賀市高木瀬町大字長瀬)に生まれ、橋本新左衛門と称す。
肥前鍋島藩の抱え工で、慶長元年藩命により一門の宗長と共に京の埋忠明寿の門に入り、忠吉は鍛刀、宗長は彫技を学んだ。
同三年に帰国し、佐賀城下に住し、藩の庇護のもとに大いに栄えた。
元和十年、再度上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠広と改めた。寛永九年八月十五日に没する。
初代忠吉は制作の時期により、五字忠銘、秀岸銘、住人銘、改銘後の忠広銘に分かれる。 初期は「五字忠銘」といって「肥前国忠吉」の銘がほとんどで、秀岸というのは僧侶らしく、この人の書く字を真似て切った癖のある切銘のことを言う。 秀岸銘の後、「肥前国住人忠吉作」と切る「住人忠吉銘」となり、さらに、 晩年は武蔵大掾を受領し名を「忠広」と改め「武蔵大掾藤原忠広」と切る。
息子の近江大掾忠広以下、幕末まで連綿として続く肥前刀の開祖である。
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