日本刀 刀剣 販売

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刀 靖吉 (靖国刀)
昭和十八年三月吉日
katana [yasuyoshi] (yasukuni_tou)

日刀保 保存刀剣 NBTHK Hozon
品番:1210-1092
軍刀拵え付き 白鞘入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
66.4cm(ニ尺一寸九分強)
反り Curvature(SORI)
1.8cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.01cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.65cm
鎬重
0.66cm
先幅
2.04cm
先重
0.46cm
生ぶ
彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
山形県(yamagata)・昭和 The Showa era 昭和十八年 1943年
登録
東京 昭和41年11月17日
鑑定書
財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成二十四年六月二十一日
【コメント】
安食 靖吉(大正元年6月14日~平成6年1月11日) 本名 春吉
山形県出身

昭和八年(1933年)に日本刀鍛練会に入会、梶山靖徳、小谷靖憲、宮口靖広に学び、
昭和十年(1935年)に小谷靖憲の先手となる。
当初靖春と銘を切っていたが、昭和十五年(1940年)に畑俊六陸軍大臣より刀匠銘靖吉を授名。(財)日本刀鍛錬会で約730口を鍛刀した。
終戦後は昭和三十年(1955)より作刀認可を受け、千葉県東金市で「房州住人安食靖吉東京都於之作」と切り作刀を続けた。
平成六年(1994)に没。

■主な作品
昭和15年8月 靖国神社奉納刀
御下賜刀(口数不明)
■主な賞歴
昭和19年12月21日 陸軍兵器行政本部主催第2回陸軍軍刀展覧会入選
作刀技術発表会 優秀賞(奨励賞)1回

※「靖国刀」(yasukuni_tou)
   昭和8年7月、東京九段・靖国神社境内に、陸海軍将校 同相当官の軍刀整備 を
   目的として、財団法人日本刀鍛錬会 が組織される。
   ここで製作された刀を 靖国刀 と呼び、従事した刀匠を 靖国刀匠 と言う。
   大東亜戦争終結までの12年間に、8100振りの刀を鍛える。
   創設には後に主事となった海軍大佐:倉田七郎らが尽力し、草創期の主任刀匠として  宮口靖廣、梶山靖徳、池田靖光などがいる。鍛錬会では、主として通常の軍刀の制作  や陸海軍大学校の成績優秀な卒業生に贈られた御下賜刀(所謂恩賜の軍刀)などの制  作を行った。
販売済
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