日本刀刀剣販売

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薙刀　直光造（細田平次郎）(鍛冶平)
文久三年小春日
naginata [naomitsu](hosoda heijiro)(kajihei)

日刀保保存刀剣　NBTHK Hozon

品番：1110-4020

拵付き　白鞘入り

刃長 Blade length(HA-CHOU)		52.4ｃｍ（一尺七寸三分）
反り Curvature(SORI)		1.5ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)		3.23ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane		0.67ｃｍ
茎	生ぶ	彫物	表裏　薙刀樋
茎長 Nakago length		46.4ｃｍ
拵え全長 Full length of the koshirae		180ｃｍ
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)		武蔵国　江戸(musashi edo)・江戸時代後期 The Edo era latter period.　文久三年　1863年

登録	群馬　平成23年1月20日
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会　保存刀剣鑑定書平成二十三年六月二十一日

【コメント】
鍛冶平こと細田平次郎直光は本来、新々刀期を代表する名工ですが、偽銘師として有名で、現存する自身の作品は少ない。
直光は茨城県鹿島出身で、名門の一族と言われている。
元々は直勝の門人で刀工としても立派な腕を持っていて上手である、作柄は直胤風の備前伝、相州伝、濤瀾刃など器用にこなした、又、明治時代には、警視庁の警視総監からの注文打なども作刀している、さらに鍔師としても立派な腕を持っていて信家風の鍔なども造った。
廃刀令後に生活に困り新刀、新々刀、の偽作をしたものであるが、その偽作の出来は素晴らしく容易には正真作と見分けがつかない、ある意味、歴史に翻弄された不遇の刀匠である。

※拵の鍔は欠落しています。
※Tsuba of koshirae lacks.

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