日本刀 刀剣 販売

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短刀 兼道 
tantou [kanemichi]

日刀保 保存刀剣 NBTHK Hozon
品番:1110-3000
朱塗鞘短刀小さ刀拵付き 白鞘入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
27.3cm(八寸九分半)
反り Curvature(SORI)
僅 Slightly
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
2.42cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.55cm
鎬重
先幅
先重
生ぶ
彫物
表裏棒樋
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
美濃国(mino) 室町時代後期 The Muromachi era latter period.
登録
東京 平成2年10月17日
鑑定書
財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書  平成七年三月三十日
【コメント】
室町時代後期の「兼道」銘で有名なのが三品派の祖である「兼道」です。
三品派の祖である「兼道」は室蘭関兼阿の子と伝えられており、志津三郎兼氏九代孫と云う。「兼道」「兼道作」「濃州関住兼道」「志津三郎兼氏九代孫」と切る。
初期の天文頃は濃州具状郡の八幡城下で鍛刀し、のちに武田信玄の抱鍛冶となって、文禄二年二月に四人の子供「伊賀守金道・越後守来金道・丹波守吉道・越中守正俊」たちを連れて二条関白の御供で上京し、西洞院に居を定め鍛刀する。
兼道の作刀は、刀は少なく短刀、小脇差が多く、鑢目は刀が鷹の羽、短刀は檜垣で晩年作は切りとなる。
一説には陸奥守大道(大兼道)との同人説が有るが定かではない。
また、室町時代後期頃の美濃国には「兼道」と名乗った刀鍛冶が他に数名います。
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