日本刀 刀剣 販売

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脇差 加州住藤原兼若 (二代 又助)(新刀上作)(業物)
    寛永十六暦吉日
wakizashi [kashu kanewaka] (2 generations matasuke)(sintou jou-saku)(wazamono)

日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon
品番:1110-2044
黒石目塗鞘脇差拵付き 白鞘入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
54.8cm(一尺八寸一分強)
反り Curvature(SORI)
1.1cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.02cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.60cm
鎬重
0.61cm
先幅
2.11cm
先重
0.40cm
生ぶ
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
加賀国(kaga)・江戸時代前期 The Edo era first half year 寛永十六年 1639年
登録
三重 平成15年6月17日
鑑定書
財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書  平成十六年七月九日
【コメント】
初代兼若は甚六といい、本国が美濃で、後に加賀に移住する。
美濃国志津三郎兼氏の末裔と称し、「加賀正宗」と言われたほどの名匠で越中守を受領し、その後「越中守高平」と改銘。
旧金沢藩では「兼若を持っている者には禄はひくくても娘を嫁にやる」とまで言われた程、当時から有名でした。
二代は又助といい、三代は四郎右衛門という、各代に「兼若」と切る期間が重複したり、先代の代作代銘も多く、裏年記の無い作品は代の見極めが至難といわれていますが、
三代の襲名が延宝五年(1677年)ですので、本作品は二代又助の作品と思われます。
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