日本刀刀剣販売

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刀　無銘（末手掻）
　（切付銘）村井陸奥
katana No signature [sue tegai]
(kiritsukemei) [murai mutsu]

日刀保 保存刀剣　NBTHK Hozon

品番：1110-1110

打刀拵付き　白鞘入り

刃長 Blade length(HA-CHOU)			69.0ｃｍ（ニ尺二寸七分強）
反り Curvature(SORI)			0.4ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)			2.96ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane			0.54ｃｍ
鎬重	0.65ｃｍ	先幅	2.17ｃｍ	先重	0.45ｃｍ
茎	摺上		彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)			大和国(Yamato)・室町時代後期 The Muromachi era latter period.

登録	神奈川　昭和50年4月3日
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会　保存刀剣鑑定書　平成二十二年一月二十九日

【コメント】
大和五派の一つ手掻派は奈良東大寺の西の正門である輾磑門（てんがいもん）の門前に住して東大寺に従属し、鎌倉時代後期の包永を祖とし室町時代まで続きます。包氏、包友、包吉、は後に美濃に移住し「包」の字を「兼」に改め、それぞれ兼氏、兼友、兼吉、と名乗ったと云われたいます。その手掻派の中で室町時代の物を総称し末手掻と言います。
本作は地鉄精良につみ、地刃良く沸付き、明るく冴え、末手掻の特徴が良く示された作品です。

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