日本刀 刀剣 販売

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脇差 猪因幡守広重
wakizashi [inaba no_kami hiroshige]

日刀保 保存刀剣 NBTHK Hozon
品番:1010-2024
黒塗鞘脇差拵付き 白鞘入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
57.8cm(一尺八寸七分半)
反り Curvature(SORI)
1.0cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.10cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.71cm
鎬重
0.76cm
先幅
2.06cm
先重
0.40cm
生ぶ
彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
武蔵国八王子(musashi hachiouji)・江戸時代前期 The Edo era first half year. 万治頃 1658年頃
登録 群馬 昭和44年5月16日
鑑定書 財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成二十二年一月二十九日
財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣認定書  昭和四十五年三月二十一日
【コメント】
武州下原派は現在の東京都八王子に住した永正頃の山本周重を初代とし、江戸時代後期にかけて山本一族十家を中心として、大いに繁栄した一派です。
特に「広重」「周重」康重」照重」の四工が著名で、地鉄に渦を巻いたような肌(渦巻き肌)が表れるのが特色と言われています。
初代広重は山本新七朗といい、初代照重の四男で分家します、その後広重銘は室町後期より明治まで連綿と続き、その中には広重より銘を改めた「武蔵太郎安国」や水戸光圀の陣刀を鍛えた「宗国」などがいます。
「猪因幡守広重」は新刀期の下原一派を代表する鍛冶の一人で八王子元横山町に住み、半右衛門尉猪広重と言い、京都と遠江でも作刀しました。
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