大小一腰
大 刀 (葵紋)康継以南蛮鉄於武州江戸作之(江戸三代)(新刀上作)
昭和二五年越後国三条昭忠源雪房謹彫之
小 脇指(葵紋)康継於越前作之 以南蛮鉄(越前三代)
daishouhitokoshi(long and short set)
katana [yasutsugu nanban tetsu wo motte bushu edo ni oite kore wo tsukuru)(sintou jou-saku)
wakizashi [yasutsugu echizen ni oite kore wo tsukuru] (echizen 3 generations) |
刀 日刀保 特別保存刀剣 katana NBTHK Tokubetsu Hozon
脇指 日刀保 保存刀剣 wakizashi NBTHK Hozon
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品番:1010-1010 |
大小一腰 黒塗鞘打刀拵付き 白鞘入り |
大 刀(葵紋)康継以南蛮鉄於武州江戸作之(江戸三代)(新刀上作)
昭和二五年越後国三条昭忠源雪房謹彫之
dai katana [yasutsugu motte nanban tetsu oite bushu edo saku] (edo 3 generations)(sintou jou-saku) |
刃長 Blade length(HA-CHOU) |
75.6cm(二尺四寸九分半) |
反り Curvature(SORI) |
1.1cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) |
3.20cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane |
0.72cm |
鎬重 |
0.76cm |
先幅 |
2.09cm |
先重 |
0.54cm |
茎 |
生ぶ |
彫物 |
(越後国三条昭忠源雪房の彫)
表 不動尊 裏 護摩樋 |
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) |
武蔵国 江戸(musashi edo)・江戸時代前期 The Edo era first half year. 寛文頃 1661年頃 |
登録 |
静岡 平成18年11月14日 68423号 |
鑑定書 |
財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 平成二十二年一月二十九日 |
小 脇指 (葵紋)康継於越前作之 (越前三代)
以南蛮鉄
shou wakizashi [yasutsugu oite echizen saku motte nanban tetsu] (echizen 3 generations) |
刃長 Blade length(HA-CHOU) |
40.7cm(一尺三寸四分半) |
反り Curvature(SORI) |
1.0cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) |
3.12cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane |
0.63cm |
鎬重 |
0.66cm |
先幅 |
2.26cm |
先重 |
0.44cm |
茎 |
生ぶ |
彫物 |
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国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) |
越前国(echizen)・江戸時代前期 The Edo era first half year. 寛文頃 1661年頃 |
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登録 |
静岡 平成18年11月14日日 68422号 |
鑑定書 |
財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成二十一年八月十二日 |
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【コメント】
本作の大小一腰は大の刀が(康継江戸三代)小の脇指が(康継越前三代)となります。
相続争いをした両者の作品を大小一腰としたことに深い意味と洒落気が感じられる大小一腰です。
刀の不動尊と護摩樋の彫は新潟の昭忠源雪房の作です。
刀
江戸三代康継は二代の嫡子。父没後幼年の為、叔父の四郎右衛門(越前三代康継)との間に康継家の相続争いがおこり、越前康継家を叔父に任せ、以降江戸康継家として将軍家に仕え、幕府御用を勤めた優工です。
脇指
越前三代康継は初代康継の三男で、即ち二代康継の弟で俗名を四郎右衛門と言い、二代康継没後にその子(康継江戸三代)との間に康継家の相続争いがおこり、江戸康継家と越前康継家にわかれ、それぞれ三代康継を襲名しました、越前康継家を創立したのが越前三代康継です。
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販売済
Sold
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