日本刀 刀剣 販売

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短刀 備前介宗次(新々刀 上々作)
慶応三年五月日
tantou [bizennosuke munetsugu] (koyama munetsugu) (sinsintou joujou-saku)

日刀保 保存刀剣 NBTHK Hozon
品番:0910-3018
黒塗鞘短刀合口拵入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
22.7cm(七寸五分)
反り Curvature(SORI)
0.4cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
2.22cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.17cm
鎬重
0.42cm
先幅
先重
生ぶ
彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
武蔵国(musashi)・江戸時代後期 慶応三年 1867年
登録 熊本 昭和40年6月17日
鑑定書 財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書  平成二十一年一月二十九日
【コメント】
宗次は奥州白河に固山宗平の弟として生まれ、加藤綱英の門人となり、のち白河の松平家に抱えられ、松平家の伊勢転封にしたがい、桑名に移住し、天保二年ころに江戸に出て鍛刀する、一時尾張でも駐鎚し、嘉永五年ころからは四谷左門町に住み、当時同じ四谷伊賀町に住んだ清麿と張合ったのは有名な話です。
作刀は一貫して備前伝に終始し、新々刀期における備前伝刀工の第一人者といわれ、単に作刀の出来がすぐれているだけではなく、斬味もまた素晴らしく華実兼備の名刀として称賛され、清麿と共に幕末を代表する刀匠のひとりです。
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