日本刀 刀剣 販売

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脇差 備前介宗次(新々刀 上々作)
明治二年十二月日
wakizashi [bizennosuke munetsugu] (1st generations) (sinsintou joujou-saku)

日刀保 保存刀剣 NBTHK Hozon
鑑定書 NTHK
品番:0910-2014
黒石目塗鞘脇差拵付き  白鞘入り
刃長 Blade length(HA-CHOU)
32.5cm(一尺〇七分弱)
反り Curvature(SORI)
1.0cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
2.79cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.42cm
鎬重
0.63cm
先幅
先重
生ぶ
彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
武蔵国(musashi)・明治二年 1869年
登録 東京 昭和39年2月13日
鑑定書 財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書  平成十七年八月十二日
日本刀剣保存会 鑑定書 昭和五十七年二月七日
【コメント】
宗次は奥州白河に固山宗平の弟として生まれ、加藤綱英の門人となり、のち白河の松平家に抱えられ、松平家の伊勢転封にしたがい、桑名に移住し、天保二年ころに江戸に出て鍛刀する、一時尾張でも駐鎚し、嘉永五年ころからは四谷左門町に住み、当時同じ四谷伊賀町に住んだ清麿と張合ったのは有名な話です。
作刀は一貫して備前伝に終始し、新々刀期における備前伝刀工の第一人者といわれ、単に作刀の出来がすぐれているだけではなく、斬味もまた素晴らしく華実兼備の名刀として称賛され、清麿と共に幕末を代表する刀匠のひとりです。
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