日本刀刀剣販売

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脇差　伯耆守藤原信高
wakizashi [houkinokami nobutaka] (3 generations)

日刀保特別保存刀剣　NBTHK Tokubetsu Hozon
日刀保貴重刀剣　NBTHK Kichou
秀作鑑定書　NTHK Shusaku

品番：0910－2002

変塗鞘脇差拵付き　白鞘入り　銅二重ハバキ

刃長 Blade length(HA-CHOU)			51.5ｃｍ（一尺七寸）
反り Curvature(SORI)			1.6ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)			3.28ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane			0.71ｃｍ
鎬重	0.75ｃｍ	先幅	2.35ｃｍ	先重	0.48ｃｍ
茎	生ぶ、鑢目化粧筋違、目釘孔一		彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)			尾張国(owari)・江戸時代前期　延宝頃　1673年頃

体配	中切先、鎬造、庵棟、身幅広く重厚い。
地鉄	小板目に柾目まじりつみ地沸良くつき細かな地景つく。
刃紋	互の目乱れに小沸よく付き匂深く湯走り飛焼き砂流し働き匂口明るく冴える。
帽子	焼き高く直に先小丸に返る。
登録	埼玉　昭和44年2月25日
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会　特別保存刀剣鑑定書　平成二十年八月二十二日財団法人　日本美術刀剣保存協会　貴重刀剣認定書　昭和二十八年六月二十一日日本刀剣保存会　秀作鑑定書　昭和四十八年四月一日

【コメント】
尾張は美濃と隣接し美濃からの刀工の移住が多くそれらを尾張関と称し、中でも相模守政常、飛騨守氏房、伯耆守信高が有名で、本国と趣を異にする独自の作品を残した事により、昔から剣界の玄人筋に人気があったと言われています。

本脇差はその三代信高の作品で、河村三之丞と称し、宝永四年に七十六歳で没しました。
本作は三代信高の高度な技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全な三代信高を代表する優作です。

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