日本刀 刀剣 販売

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脇差 長幸於摂津國作之(多々良長幸)(新刀上々作)(最上大業物)
wakizashi [nagayuki] (tatara) (sintou joujou-saku) (saijououwazamono)

日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon
品番:0910-2000
白鞘入り 上貝金着下貝銀着銅二重ハバキ(丸に太二つ引き紋入り)
刃長 Blade length(HA-CHOU)
54cm (一尺七寸八分)
反り Curvature(SORI)
1.2cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.25cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.76cm
鎬重
0.79cm
先幅
2.31cm
先重
0.53cm
生ぶ、鑢目筋違、切り、目釘孔一
彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
摂津国(settsu)・江戸時代前期 天和頃 1681年頃
体配 中切先、鎬造、庵棟、身幅広く重ね厚い。
地鉄 小板目つみ地沸良く付く。
刃紋 一文字風大房丁子乱れ、焼に高低があり鎬地に焼頭が達し、飛焼しきりにつき華やか。
帽子 小さく乱れ込み先小丸に浅く返る。
登録 東京 昭和30年7月21日
鑑定書 財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書  平成20年8月22日
【コメント】
長幸の本名は多々良四郎兵衛と言い、紀州石堂の河内守康永の門人で紀州から大阪に移り、「大阪石堂」と称す。
一文字派の大房丁子乱れや、与三左衛門尉祐定のような末備前の複式互の目が得意で、新刀備前伝の名工として有名で新刀上々作にして最上大業物です。
本作は得意な一文字風大房丁子乱れを見事に焼いた作品で、長幸の高度な技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全な多々良長幸を代表する優作です。
販売済
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