日本刀 刀剣 販売

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刀 浜部美濃守藤原朝臣寿格 (新々刀 上作)
寛政九年丁巳秋以印賀鉄造之
katana [toshinori] (jukaku) (sinsintou jou-saku)

日刀保 保存刀剣 NBTHK Hozon
品番:0910-1055
蒔絵塗鞘打刀拵付き 白鞘入り (田野辺先生鞘書) (Mr.Tanobe wrote the Sayagaki)
刃長 Blade length(HA-CHOU)
68.0cm(二尺二寸四分半)
反り Curvature(SORI)
1.1cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.13cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.71cm
鎬重
0.71cm
先幅
2.04cm
先重
0.47cm
生ぶ
彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
因幡国(inaba)・江戸時代後期 寛政九年 1797年
登録 東京 平成20年7月8日
鑑定書 財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書  平成二十一年一月二十九日
【コメント】
寿格は初め日置兼先に学び「兼賀」「悳穎」と称し因幡藩工となる、江戸に出て松村昌直に師事する、備前池田家と因幡藩主池田公の因縁関係により長船にて備前伝を学び、天明五年に美濃守を受領し「寿格」と改めました。江戸には天明と寛政の二度出府し作刀をします。
寿格を初めとする浜部一派は新々刀期の備前伝として有名ですが、このことは因縁関係による備前鍛冶との交流によるものです。
系統は「寿格」ー「寿実」-「寿幸」-「寿隆」-「清麿」となり「清麿」より四代先の師となり、寿格は山浦一派の源泉とも言える刀工です。
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