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刀(金粉銘)末則(古備前)(伊藤博文の愛刀)
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品番:0870-1108
登録: 鑑定書:
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【コメント】 以下、重要刀剣の図譜を引用。 「刀(金粉銘) 末則(古備前) 一口 法量 長さ六九・九糎 反りニ・〇糎 元幅ニ・六糎 先幅一・五五糎 鋒長さニ・ニ糎 茎長さ一八・三糎 茎反り〇・一糎 形状 鎬造、庵棟、細身、元先に幅差つき、反りやや深く、腰反りつき、小鋒。 鍛 板目に杢交じり、地沸微塵につき、地景細かに入り、地斑状の肌合を交え、乱れ映り立つ。 刃文 小乱れを主調に小丁子・小互の目・小のたれなど交じり、小足・葉入り、小沸よくつき、部分的に焼頭の上に飛焼を交え、金筋入り、砂流しかかる。 帽子 直ぐに小丸に僅かに返る。 茎 大磨上、先切り、鑢目筋違、目釘孔三、指表第二目釘孔と第三目釘孔の間ほぼ中央に「末則」と極めの金粉銘がある。 説明 末則は銘鑑では、古備前と福岡一文字・長船に同銘を挙げているが、その現存する有銘作は少ない。 本作は、大磨上で末則と金粉銘が施されており、古備前の末則と鑑せられるものである。鍛えは板目に杢が交じり、地沸が微塵につき、地景細かに入り、地斑状の肌合を交えて、乱れ映りが立ち、刃文は小乱れを主調に小丁子・小互の目・小のたれ等が交じり、小足・葉入り、小沸がよくつき、金筋・砂流しがかかるなど、総じて古備前物の古香な出来口が示されている。細身で大磨上ながらもなお反り深く、腰反りがつき、小鋒に結んだ優美な恰好を呈し、また鍛えには鮮やかな乱れ映りが立っている点も好ましい。地刃共に健体であり、秀でた出来映えをあらわしている。 なお、この作は、伊藤博文の愛刀で、小村寿太郎が日露講和条約締結後、帰朝に際し、伊藤から小村に贈られた一口である。」 以上。 |
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