日本刀刀剣販売

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刀　無銘（古宇多）
katana [kouda]

日刀保 保存刀剣
NBTHK Hozon

刃長：61.1ｃｍ（長ニ尺〇ニ分弱）　反り：1.32ｃｍ　元幅：2.63ｃｍ　元重：0.73ｃｍ
鎬重：0.78ｃｍ　　先幅：1.85ｃｍ　先重：0.47ｃｍ
茎：摺上、鑢目勝手下がり、目釘孔一

国・時代：　越中国　鎌倉時代末期～南北朝時代 14世紀（14 century）

体配：　中切先、鎬造、庵棟。
地鉄：　板目肌に杢目肌がまじり地沸良くつき、やや鉄色黒くカス立つ。
刃紋：　直刃調の小互の目乱れに小沸良くつき、金筋、砂流し、良く働く。
帽子： 　直調に掃き掛け先沸崩ごころ。

品番：0870－1037

登録：
東京　平成

鑑定書：
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十五年十二月十九日

【コメント】
古宇多とは、鎌倉時代末期の古入道国光を祖として、南北朝時代時代に国房、国宗、国次、等の刀工が活躍し同銘相継いで、室町期にわたって栄えている宇多派の中で、鎌倉時代末期～南北朝時代の作品を汎称しています。
同派は大和伝と相州伝の気質が強く、地鉄は板目に杢目や柾目を交え大肌となったり地がやや黒ずんで、喰違刃、ほつれ、金筋、砂流し、掃き掛け、等が良く働く物が多い。
本作はその古宇多の作風を良く示した一口です。

※販売済

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