日本刀刀剣販売

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刀　丹波守吉道（京初代）（新刀　上々作）
katana [yoshimichi] (kyouto 1st generations) (sintou joujou-saku)

特別保存刀剣

刃長：69.8ｃｍ（ニ尺三寸）　反り：1.7ｃｍ　元幅：2.96ｃｍ　元重：0.53ｃｍ
鎬重：0.57ｃｍ　　先幅：2.40ｃｍ　先重：0.40ｃｍ
茎：摺上、鑢目筋違、目釘孔二

国・時代：　山城国　江戸時代前期　慶長頃　1596年頃

体配：　中切先、鎬造、庵棟。
地鉄：　板目に鎬地柾となり地沸付く。
刃紋：　互の目に沸良くつき砂流し、沸筋はいる（簾刃）。
帽子： 　ややたるみ込んで先突き上げて返る。

品番：0870－1003

登録：
福岡　昭和35年8月17日

鑑定書：
財団法人
日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書
平成六年四月五日

【コメント】
京初代丹波守吉道は美濃国志津三郎兼氏九代の孫と称した美濃兼道の三男で、長兄が伊賀守金道、次兄が和泉守来金道、四男が越中守正俊です。
父とともに文禄二年に上京して京都西洞院夷川に住し、文禄四年に丹波守を受領し、その後丹波守吉道銘は大阪にも分家し連綿と続く三品一門の名門です、京初代丹波守吉道の丹の字が帆掛船の帆に似ているので「帆掛丹波」と呼ばれています。
簾刃は本工が完成して二代め以降の吉道や三品一門が得意とする特徴的な刃紋で、本作はその簾刃の完成の作品です。

※販売済

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