日本刀刀剣販売

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短刀武州住照重
tantou [terushige]

日刀保保存刀剣
NBTHK Hozon

刃長：22.5ｃｍ（七寸四分）　反り：なし　元幅：2.14ｃｍ　元重：0.56ｃｍ
茎：生ぶ、鑢目勝手下がり、目釘孔一

国・時代：　武蔵国（八王子）　室町時代後期

体配：　平造り短刀。
地鉄：　板目に杢目まざりやや肌立ち、渦を巻いたような肌（渦巻き肌）が表れる。
刃紋：　互の目乱れ、匂い勝ちに小沸つく。
帽子： 　乱れ込んで先尖りごころに返る。

品番：0810－3021

登録：
埼玉　平成19年5月9日

鑑定書：
財団法人　日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成二十年一月二十八日

【コメント】
武州下原派は現在の東京都八王子に住した永正頃の初代山本周重を祖とし、江戸時代後期にかけて山本一族十家を中心として、大いに繁栄した一派で、初代照重は初代山本周重の次男で初銘を周重、のち北条氏照より「照」の字を賜って照重と改銘しました。以下同銘は十二代の幕末まで連綿と続きます。
俗名、受領銘のない照重の代別を銘のみで判別するのは今のところ困難ですが、本作品は作柄より室町時代後期の照重の作品と思われます。

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