日本刀 刀剣 販売

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短刀 正七位宮本包則九十ノ一
(九曜紋)大正九年十二月日
tantou [miyamoto kanenori]

日刀保 保存刀剣
NBTHK Hozon


刃長:22.6cm(七寸四分半) 反り:なし 元幅:2.14cm 元重:0.55cm
茎:生ぶ、鑢目切り、目釘孔一

国・時代: 東京  大正九年 1920年

体配:  平造り短刀、庵棟。
地鉄:  大杢目流れて則重風松皮肌となり地景入る。
刃紋:  小互の目乱れに小沸くつき足入る。
帽子:  大きくたわみ込んで先小丸に浅く返る。

品番:0810-3006

 

登録:
埼玉 平成9年5月21日

鑑定書:
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十五年四月一日

 

【コメント】
宮本包則は天保元年八月伯耆の国に生まれ、嘉永四年に備前長船横山祐包に入門。有栖川宮の知遇を得て、慶應二年能登守を受領し、明治三十九年四月には帝室技芸員(現在の人間国宝)に任ぜられた名工、大正十五年九十七歳にて没す。

この短刀は大正九年の作品で没する6年前の作です。

※帝室技芸員とは
帝室技芸員は、明治23年(1890年)から終戦直後まで宮内省によって運営されていた、美術・工芸作家の保護と制作の奨励を目的とした顕彰制度である。
刀工や画家、彫刻家、金工や陶工、漆工といった諸工芸作家に加えて、写真家なども認定されている。
明治23年の制定から、戦後、制度が廃止されるまで・・・最後の任命は昭和19年(1944)、日本画家、工芸家を中心に洋画家、彫刻家などの各部門から合計79名が任命されています。 戦後、新たな制度として生まれた重要無形文化財保持者(人間国宝)は、芸能を除いた工芸の部門だけで百数十名(現在まで約50年間通算)に達しています。

※この拵えは現代の作です。
※This kosirae is a modern product.


※販売済
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