日本刀刀剣販売

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脇差近江守法城寺橘正弘（二代）（新刀　上作）
wakizashi [masahiro] (2　generations)　(sintou jou-saku)

日刀保保存刀剣
NBTHK Hozon

刃長：31.3ｃｍ（一尺〇三分半）　反り：なし　元幅：2.90ｃｍ　元重：0.73ｃｍ
茎：生ぶ、鑢目勝手下がり、目釘孔一

国・時代：　武蔵国　江戸時代前期　貞享頃　1684年頃

体配：　平造り脇差、庵棟。
地鉄：　板目つみ地沸良く付く。
刃紋：　直刃調に湾れまじり互の目足が入り小互の目まざり沸匂が深い。
帽子： 　直に先小丸に返る。

品番：0810－2036

登録：
栃木　昭和26年3月14日

鑑定書：
財団法人　日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成二十年一月二十八日

【コメント】
法城寺一派はその本国は但馬で、古刀の「法城寺国光」の末流であると云う。
初代正弘も但馬国弘原に生まれ、通称を滝川三郎太夫と称し、後に江戸に出る。
初代正弘は江戸法城寺一派の中で最も上手であり一派を代表する刀工で、その作風が長曽称虎徹に酷似し人気があります。
二代正弘は滝川庄之助と称し、作風銘とも初代正弘と良く似る、水戸義公に抱えられる。本作は二代正弘の高度な技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全な作品です。

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