日本刀刀剣販売

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脇指　無銘（三原）
wakizashi [mihara]

日刀保保存刀剣
NBTHK Hozon

刃長：57.8ｃｍ（一尺九寸〇半）　反り：0.5ｃｍ　元幅：2.36ｃｍ　元重：0.44ｃｍ
鎬重：0.51ｃｍ　　先幅：1.51ｃｍ　先重：0.32ｃｍ
茎：摺上、目釘孔一

国・時代：　備後国（三原）　室町時代前期～中期

体配：　小切先、鎬造、庵棟、室町時代前期頃の太刀を摺上げた体配。
地鉄：　板目肌やや肌立ち地沸付く。
刃紋：　細直刃に小沸付き小足入る。
帽子： 　直に先中丸に返る。

品番：0810－2032

登録：
埼玉　平成18年7月31日

鑑定書：
財団法人　日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成二十年一月二十八日

【コメント】
本作は大磨上げ無銘の刀で、三原と鑑せられるものです。
三原派は備後国三原に住し栄えた一派で、鎌倉末期に始まり室町時代にわたって繁栄している。鎌倉末期から南北朝期の作を古三原と称し、室町時代前期～中期の作を三原と称し、室町時代後期の作を末三原と称す。三原には重光、貞家、家光、等が知られていますが、作品は少ない。
同派は各時代を通じて大和物の影響が多く見られ、直刃を得意とし、大和物と比べ地刃の沸がやや弱くなる特徴があります。
本作は三原派の典型的な一口です。

※小さな刃コボレがあります。

※販売済

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