日本刀刀剣販売

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脇差　無銘（宇多）
wakizashi [uda]

日刀保 保存刀剣
NBTHK Hozon

刃長：55.7ｃｍ（長一尺八寸四分強）　反り：2.1ｃｍ　元幅：2.85ｃｍ　元重：0.65ｃｍ
鎬重：0.68ｃｍ　　先幅：1.93ｃｍ　先重：0.42ｃｍ
彫物：表裏　棒樋腰樋　茎：生ぶ、鑢目勝手下がり目釘孔一

国・時代：　越中国　室町時代

体配：　中切先、鎬造、庵棟。
地鉄：　板目肌柾がかり地沸付き鉄色黒ずみ白気ごころ。
刃紋：　直刃調に小乱れまじり喰違刃、ほつれ、打除け入る。
帽子： 　直に先やや掃掛け中丸に浅く返る。

品番：0810－2015

登録：
兵庫　平成18年6月5日

鑑定書：
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十九年五月一日

【コメント】
宇多とは、鎌倉時代末期の古入道国光を祖として、南北朝時代時代に国房、国宗、国次、等の刀工が活躍し同銘相継いで、室町時代にわたって栄えている宇多派の中で、鎌倉時代末期～南北朝時代の作品を古宇多、室町時代の作品を宇多と汎称しています。
同派は大和伝と相州伝の気質が強く、地鉄は板目に杢目や柾目を交え大肌となったり地がやや黒ずんで、喰違刃、ほつれ、金筋、砂流し、掃き掛け、等が良く働く物が多い。

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