日本刀 刀剣 販売

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刀 越前守助広 (新刀 最上作)
katana [sukehiro] (sintou saijou-saku)

特別保存刀剣

刃長:71.4cm(二尺三寸五分半) 反り:0.9cm 元幅:3.13cm 元重:0.72cm
鎬重:0.75cm  先幅:2.06cm 先重:0.44cm
刀身重量(裸身):813g  刀身重量(鞘を払って):1010g
茎:摺上、鑢目筋違、切り、目釘孔二

国・時代: 摂津国 江戸時代前期 延宝頃 1673年頃

体配:  中切先、鎬造、庵棟。
地鉄:  小板目つみ細かい地沸良く付き鉄色明るく冴える。
刃紋:  直刃浅く湾れ、小沸良くつき沸匂い深く刃色明るく冴える。
帽子:  直に浅く湾れ先小丸に浅く返る。

品番:0770-1102

 

登録:
千葉 平成18年2月17日

鑑定書:
財団法人
日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書
平成十九年二月七日

【コメント】
ソボロ助広の養子で門人。播磨国津田に生まれる。後に大坂に移住し作刀し。越前守受領後、大坂城代青山宗俊に召抱えられる。
井上真改と共に大坂新刀の双璧と称えられる新刀屈指の名工で、大坂新刀の巨匠といわれ新刀最上作にして大業物。
特に、寄せる波をイメージした華やかに躍動する濤乱刃を創始し、本作にみられるような直刃の作にも優品が多数あり、同時代の大坂鍛冶はもとより、後世の刀工にも大きな影響を及ぼしました。
延宝二年二月の作刀より草書体で銘を切っており、この助広を「丸津田」と呼び、それまでの楷書体の銘の助広を「角津田」と呼んでいます、本作は「角津田」ですので延宝二年二月以前に作刀された作品です。

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