特別保存刀剣

刃長：46.1ｃｍ（二尺五寸二分）　反り：1.3ｃｍ　元幅：3.30ｃｍ　元重：0.70ｃｍ
鎬重：0.73ｃｍ　　先幅：2.74ｃｍ　先重：0.57ｃｍ
茎：生ぶ、鑢目勝手下がり、目釘孔一

国・時代：　美濃国　江戸時代前期　寛文頃　1661年頃

体配：　 中切先、鎬造、庵棟、身幅広く、重ねも厚く、身幅重ね共に元先の差があまりつかず、長さの割に反りやや高く先反りも加わり、豪壮な造り込みとなる。
地鉄：　 板目よく練れ、やや流れて柾掛かり、やや肌立ち、地沸つく。
刃紋：　 直焼出し浅くのたれ、焼きの高い互の目丁子乱れに足と葉がよく入り、刃縁に砂流しが絡み、金筋入り、棟も焼く。匂勝ちの小沸出来で、匂口はよく締まり明るく冴える。
帽子：　 浅く乱れ込み、先掃掛けごころに丸く返る。

品番：0650－2008

登録：
平成2年5月24日
東京都教育委員会

鑑定書：
財団法人　日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書
平成四年七月九日