日本刀 大小一腰
大 刀 肥州菊池住度国(伝末延寿)
小 脇差 河内守源広信(山城・寛文頃)
dai shou hitokoshi(long and short set)
dai katana [hishu kikuchi-ju yorikuni] (den sue enju)
shou wakizashi [kawachi-no-kami minamoto hironobu] (yamashiro・kanbun)
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日刀保 保存刀剣 (刀)
日刀保 保存刀剣 (脇差) NBTHK Hozon (Katana)
NBTHK Hozon (Wakizashi) |
品番:2310-1103 |
大小一腰 黒塗鞘拵付き 白鞘入り |
大 刀 肥州菊池住度国(伝末延寿) |
刃長 Blade length(HA-CHOU) | 69.6cm (二尺二寸九分) |
反り Curvature(SORI) | 1.7cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) | 3.22cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane | 0.73cm |
鎬重 | 0.79cm |
先幅 | 2.36cm |
先重 | 0.48cm |
茎 | 摺上 |
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) | 肥後国菊池:室町時代後期 higo kikichi : The Muromachi era latter period. 16 century. | 小 脇差 河内守源広信(山城・寛文頃) |
刃長 Blade length(HA-CHOU) | 52.0cm (一尺七寸一分半) |
反り Curvature(SORI) | 0.9cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) | 3.05cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane | 0.562cm |
鎬重 | 0.63cm |
先幅 | 2.17cm |
先重 | 0.44cm |
茎 | 生ぶ(区送り) | 国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) | 山城国:江戸時代前期 寛文頃 (1661-1673) yamashiro : The Edo era first half year. KANBUN (1661-1673) |
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登録 |
【大 肥州菊池住度国(伝末延寿)】 兵庫 第22445号 昭和31年7月9日 【小 脇差 河内守源広信(山城・寛文頃)】 兵庫 第22446号 昭和31年7月9日 |
鑑定書 |
【大 肥州菊池住度国(伝末延寿)】 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 令和五年五月三十一日 【小 脇差 河内守源広信(山城・寛文頃)】 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 令和五年五月三十一日 |
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【コメント】
刀
肥後延寿派は、山城来国行の孫とされる国村を事実上の祖とし、鎌倉末期から南北朝期に掛けて大いに栄えました。
南北朝期を下らない作を延寿、室町期以降の作を末延寿と総称しています。
門下には国吉、国資(くにすけ)、国泰、国時、国信などがいます。
肥州菊池住度国銘は他に経眼しませんので刀匠の別名か武士の慰め打ちと思われます。
脇差
初代広信は寛永頃に活躍し大和守を受領し紀州でも作刀した。
二代広信は寛文頃に活躍し河内守を受領し同じく紀州でも作刀した、また茎に菊紋を刻す作品もある。
当脇差はその二代広信の作品です。
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販売済 Sold |
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