日本刀 刀 備前国長船住横山祐包作 安政三年二月吉日 (新々刀上作)
君万歳 友成五十八代孫
katana [bizen-no-kuni osafune-ju yokoyama sukekane saku ANSEI 3] (sinsintou jou-saku)
[kimibanzai tomonari 58generation son]
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日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon |
品番:2210-1170 |
黒石目塗鞘打刀拵入り |
刃長 Blade length(HA-CHOU) | 71.2cm (二尺三寸五分強) |
反り Curvature(SORI) | 2.1cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) | 3.18cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane | 0.71cm |
鎬重 | 0.77cm |
先幅 | 2.02cm |
先重 | 0.48cm |
茎 | 生ぶ | 国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) | 備前国長船:江戸時代後期 安政三年 (1856) bizen osafune : The Edo era latter period. ANSEI 3 (1856) |
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登録 |
東京 第215066号 昭和54年7月19日 |
鑑定書 |
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 令和四年六月三日 |
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【コメント】
横山祐包は、俊吉、俊左衛門と称し、七兵衛尉祐定家の横山鹿之助祐盛の養子となる。
祐定の十三代目で「友成五十八代孫」と切る物もある。
作風は、他の横山一門の鍛冶と同様に備前伝に終始し、焼出しを直刃に焼出し、匂出来で匂口の締った菊花丁子刃を焼く。
作刀期は天保六年頃から明治五年までの作刀を見る。
弟子に、二代祐包、宮本包則などがいる。
※初代祐包は「友成五十八代孫」、初代横山加賀介祐永は「友成五十六代孫」、二代横山加賀介祐永は「友成五十七代孫」、と茎にそれぞれ切ることがある。
このことは備前鍛冶の祖である古備前友成の遺業を継いでいることへの自称に過ぎないといわれている。
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販売済 Sold |
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