日本刀 刀 奥州仙台住藤原国包 (十三代) (保昌伝)
慶応二年二月日
katana [oshu sendai_ju fujiwara kunikane KEIO 2] (13 generation) (Hosho_den)
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日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon |
品番:2210-1001 |
黒塗鞘打刀拵付き 白鞘入り |
刃長 Blade length(HA-CHOU) | 71.0cm(二尺三寸四分) |
反り Curvature(SORI) | 1.2cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) | 3.06cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane | 0.74cm |
鎬重 | 0.77cm |
先幅 | 2.35cm |
先重 | 0.53cm |
茎 | 生ぶ | 国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) | 陸前国仙台:江戸時代後期 慶応二年 (1866) rikuzen sendai : The Edo era latter period. KEIO 2 (1866) |
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登録 |
宮城 第14848号 昭和38年3月1日 |
鑑定書 |
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成元年十二月十三日 |
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【コメント】
山城大掾国包(初代国包)は新刀屈指の名工で新刀最上作にして最上大業物です。
山城大掾国包(初代国包)は大和国保昌の末流と称し、作柄も古作保昌の作風を表して新刀屈指の名工といわれました。
慶長十九年に藩主伊達政宗の命により、上京して越中守正俊に入門する。元和五年帰国し、寛永三年山城大掾藤を受領しその後入道して用意と号す。
国包は元来、大和国保昌の末流と称し、作柄も古作保昌の作風です。
以降、国包銘は仙台の地に連綿と続き、各代で古作保昌伝を伝承していきました。
二代国包、本郷吉左衛門 寛文頃。
三代国包、本郷源次郎 貞享頃。
四代国包、本郷源十郎 貞享頃。
五代国包は三郎兵衛包、元禄十一年家督。
六代国包は権十郎国包、元禄十六年家督、国次門人。
七代は源十郎国包、正徳五年家督、江戸法城寺国吉門人。
八代は吉右衛門国包、寛保二年家督。
九代は源之助、六代包蔵と江戸法城寺国吉門人。
十代は源之助国包、宝暦十三年家督、水心子正秀門人。
十一代源蔵国包、文化十三年没。
十二代源兵衛国包、大慶直胤門人、弘化五年二月没。
十三代栄助国包、明治十三年六月没とつづいています。
本作品は十三代栄助国包の作品と思われます。
本作の出来も古作保昌と見間違える程の出来で、生ぶ茎で地刃共に健全な作品です。
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販売済 Sold |
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