日本刀 刀 武蔵守藤原吉門
馬勿政入道ト伝七十五才造之(業物)
katana [musashi_no_kami fujiwara yoshikado] (wazamono)
[bakusei nyudo bokuden made it 75 years old]
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日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon |
品番:2010-1001 |
佐藤寒山先生鞘書き付き 白鞘入り |
刃長 Blade length(HA-CHOU) | 65.6cm(二尺一寸六分) |
反り Curvature(SORI) | 1.4cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) | 3.14cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane | 0.78cm |
鎬重 | 0.80cm |
先幅 | 2.23cm |
先重 | 0.59cm |
茎 | 生ぶ |
彫物 | 表裏腰樋 | 国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) | 美濃国関-常陸国水戸・江戸時代中期 延宝頃(1673-1681) mino seki-hitachi mito : The middle of Edo era. ENPO(1673-1681) |
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登録 |
兵庫 第6213号 昭和2□年8月21日 |
鑑定書 |
財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 平成三年一月二十五日 |
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【コメント】
ト伝の本国は美濃国関、善定派の鍛冶で兄の越前守吉門と共に常陸国に移住しその後、水戸家に抱えられる。
初銘を武蔵守吉門と切り関善定兼吉十四代の曽孫と称し、兄の越前守吉門は「善良」と切るのに対して、
弟の武蔵守吉門は必ず「善定」と切るので区別しやすい。
水戸家に抱えられた後の延宝3年頃に大村加トの門人となり、延宝5年に水戸光圀公より「坂東太郎鎮正入道ト伝」の名を賜り改銘する。
ト伝の意味は加トの鍛法を伝えるという意味であるという。
作風は初期の吉門銘時代は関風の匂出来の互の目乱れが多いが、後期のト伝銘の作風は大乱刃、湾れ乱刃などで沸づいた相州伝風のものや、
鎬にかかるような華やかな互の目丁子を焼いている。
また業物としても有名です。
本作は吉門銘と卜伝銘か併記された資料価値も高い優品です。
刀剣の業物一覧
※ご参照下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/刀剣の業物一覧 List of Wazamono.
※Please refer.
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Wazamono
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販売済 Sold |
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